- Kaori Nakao
どうして「おとうさ〜ん」じゃないの?
最終更新: 2020年1月30日
今度2月22日に行われる (株)Kids on the Peakの主催の「とーさんず3」の打ち合わせがあった。
かーさん率いるママ友の広がりは無限大だが、とーさん同士のつながりってなかなか作りづらい。男性は会社を通して、仕事を通しての繋がりが主であり、地域での繋がりは子供を介してしかなかなか作りづらい。
そこで、子育てを軸にちょっと先輩とーさんとちょっと後輩とーさんの交流の場を作ろうという企画だ。
今回の「とーさんず3」の軸となる3人のとーさんたち。2月22日まで楽しみにしておいて欲しいが、ネタバレしてしまいたい内容ばかりの打ち合わせ。当日の時間が足りないのではという一抹の不安が。。。。。 打ち合わせでは、それぞれのとーさんからいろいろ聞き出して、当日どのように進めるかを司会の私がネタ探しをさせてもらった。例えば、父親としての責任みたいなものを感じたのはいつ頃か?とか、初めての子どもの出産の時の気持ちや行動、とーさん自身の兄弟関係や育ってきた家庭環境、自分の子どもの男女差など、また夫婦の会話のあり方や、仕事の選び方、将来この先、子どもがどんな風に育って欲しいか、などなど。 私自身の父の話も交えながらのある会話の中で、戦争の話になった。
私の父は戦争に行っていた。しかもシベリア抑留者だった。この話をすると長くなってしまうので、また別の機会に。その中で、「男たちは最後に死ぬ時 みんな「おかあさ〜ん」と言って亡くなっていったよ。」と言っていた話をした。
するとあるとーさんが「なんで おとうさ〜んじゃないんだろう??」と一言。 一瞬の間の後、「今日のここまでの話聞いてたって、オレたち言われる訳ないよね〜」と一同大爆笑!「やっぱり、「おかあさ〜ん」だよね〜」と納得。 だって、生まれるというその瞬間にあんなことしたり、こんなことしてしまったり、、、、という大爆笑の話ばかりだったのだから。
*ここは当日をお楽しみに!!!
結局、とーさんにとって出産はどうしたって自分ごとではないのだから、仕方ない。とーさんが頑張ってどうにかなるものでもないのだから。 出産に関しては、やっぱりかーさんには勝てない。勝ち負けではないが、とーさんとかーさんの子どもなのだが、かーさんから生まれて来るという生命の神秘が、かーさんを強いものにしている。ここはとーさんには敵わない領域なのだ。
それでも、とーさんはかーさんを愛して、家族を愛している。艶々でかわいい少年だった男の子が、大人になり、一つの家族を持ち、大切に愛し抜くとーさんになっている。
子どもの一挙手一投足に目が離せないかーさんも必要だが、このある意味呑気なとーさんたちが、失礼ながらも大変に愛おしく感じてしまった。
どこかちょっと見栄っ張りで、でもどこかまだまだ少年のままで、でも子どもの将来を真剣に考えていて、そして、自分の人生をきちんと楽しんでいる 元少年たち。 カッコつけないで、元少年として多いに話そう!
子育ての話は今までほとんどが、かーさんが中心だが、これからは、とーさんに大注目なのだ!
とーさんず3の情報はこちらから!https://www.facebook.com/events/853572611747811/ そして働くとーさんの仕事を追う ワークエスチョンの情報はこちらから! https://www.facebook.com/events/179920153255958/