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  • Kaori Nakao

親業について何年目?

 ブログを書いている私は、幼児教育に携わってまだ35年。されど35年。  そんな私が自分の思う園を立ち上げようと思ったのは、2010年8月。母が他界する寸前に決心をした。遡ることそこからさらに5年ほど前から温めて来たことを決心したのだ。

 450名を超える大きな幼稚園、120名を超える大きな保育園、逆に全部で30名しかいない小さな幼稚園、保育園など様々な幼児教育の場を経験してから立ち上げた、おうちえんTelacoya921。行事の一切ない認可外幼稚園。そもそも認可外幼稚園というくくりさえない。幼児教育の世界では当たり前でも、外の世界から見たら「それおかしいよ!」ということが多々ある世界。狭い世界の中での当たり前をひっくり返したい。子どもの世界の当たり前を大切にしたい。子どもの可能性を信じて、どこまでも伸びて行くその枝葉の先を一緒に見てみたい。その為に、しっかりしたねっこを育てることが大人の仕事だと信じて進んで来た。  ねっこがしっかりしていない木に、大きな枝葉は育たない。枝葉だけを育てるようなアンバランスな育て方をしてはいけない。 子どもの「知りたい」気持ちは、ねっこの髭を遠くへ伸ばしていく力がある。自らのその力を大切にして、どっしりとしたねっこを育てる。 そこだけ自信が持てるほどしっかりと育てておいて、あとはその子自身がどっちに枝葉を伸ばすのかを勝手に剪定せずに信じて見届ける。  大人のハラハラドキドキイライラを解消する為に勝手に剪定しないということは、とても苦しい。でも大人はここ一番踏ん張らないといけない。それが出来るのがちょっと先に生まれてきた大人だから。  これをしないと、課せられるのは子どもの方。あっちの方へ枝葉を伸ばしたいと思っているのに、「そっちじゃないよ」パチン!と選定されてしまう。こっちの方へは枝葉を伸ばしたくないと思っているのに、「こっちにおいで!ほら」と無理やり引っ張られる。  無理やりの力で、大人のハラハラドキドキイライラは解消されたけど、子どもの心はギシギシ言っている。  大人の満足と子どもの満足 どこでバランスを取るべきなのか?  バランスの悪い親子が多い。  上記は大人のバランスパワーが強い親子。逆になると今度は子どもに任せるという言う名の「放任」自由な考えを尊重する育て方と放任は違う。 放任とは任務を放すと言うこと。干渉せずに成り行き任せに放っておくこと。  親には任務があるはず。放っておいて成り行きに任せるだけではどうだろうか?  良い塩梅で子育てが出来ないから、みんな親は悩む。  バカボンのパパじゃないけれど、それでいいのだ。  だって、そうやって親になって行くのだから。  産めば親になる訳ではないのに。  親業に就任しただけなのに。  私の知っている限り35年、親の悩みの元は一緒。  これは変わらない。変わらなくても良いはず。  だって、大切な子どもの為に悩むのだから。  そして、、、、0歳児の親業は1年しか学べない。次は1歳児の、2歳児の、10歳児の、、、と親業が押し寄せてくる。10歳児の親業と0歳児の親業の業務内容は全く違うから。  そして、、、、さらに残念なことに、同じ親から生まれても兄弟それぞれ人として別の人間なので、兄弟育てた経験も少ししか生かせない。  今、剪定したその枝葉、5年後にはあそこを切らないで残しておけばよかった〜と思うかもしれない。  そうならない為には、その子その子の5年後10年後を見据えて剪定をすること。

しないこと。  親の、大人の経験は、「あなた」の歩んで来た道であり、あなたの経験でしかない。 今、親子で新しい未踏の地へ向かっているのだから、そう簡単にいく訳が無い! 小さな経験値を押し付けないで欲しい。「親」になった人は、一緒に育つチャンスをもらったと言う羨ましい限りの状況なのだから。  正解を求めず、正しいと思う方へ進んでみよう!

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